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台北初のららぽーと、3月20日南港にオープン(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2025年1月24日_記事番号:T00119794

台北初のららぽーと、3月20日南港にオープン(トップニュース)/台湾

 三井不動産は23日、台北市南港区の中国信託金融園区(CTBCフィナンシャルパーク)にリージョナル型ショッピングセンター(RSC)「三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港」を3月20日にグランドオープンすると発表した。2023年に開業したららぽーと台中に続き台湾2施設目、三井アウトレットパークを合わせると台湾5施設目の商業施設で、台北市では初めて。台北初出店のスーパーマーケット、LOPIA(ロピア)をはじめ、ファッションブランド店、フードコートなど計約280店舗がオープンする。4月以降に映画館やレストラン、26年上半期(1~6月)に大型エンターテインメント施設「キッザニア」などが次々開業し、約300店舗規模となる予定だ。台北市の新都心として複合的な街づくりが続く南港区で幅広い世代層が楽しめる施設になりそうだ。

/date/2025/01/24/00lalaport2_2.jpg1階から6階まで続く吹き抜けで開放的な施設内(三井不動産リリースより)

■キッザニアが台湾初進出

 ららぽーと台北南港は、台北都市交通システム(MRT)南港展覧館駅から徒歩3分。金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下の生命保険会社、台湾人寿保険が開発する中国信託金融園区に位置する。地上27階、地下5階建ての建物にオフィスや多機能ホール、宴会場などが入り、ららぽーと台北南港は地下1階から地上6階までの7万平方メートルに入る。

 台湾初進出のキッザニアは、2歳から14歳の子どもを対象とし、子どもたちが実際の大人社会と職業を模擬体験できる屋内型テーマ施設。ファッションブランドでは日系の「graniph(グラニフ)」、ストリート系「9090(ナインティナインティ)」、レストランでは創作オムライス専門店「ポムの樹」なども台湾初出店となる。

 子育てに優しい施設を目指して、フードコート内のキッズスペースや子どもが利用しやすいキッズトイレ、おむつ替え室などを設ける。

/date/2025/01/24/00lalaport3_2.jpgキッザニアでは、子どもたちが数十種類以上の職業を模擬体験できる(三井不動産リリースより)

■ららぽーと高雄、26年開業予

 三井不動産は、台湾で16年に設立した現地法人の台湾三井不動産を投資拠点として、台湾各地で商業施設やホテル、住宅など13事業を推進。24日付工商時報によると、三井アウトレットパーク3施設(新北市林口区、台中市梧棲区、台南市帰仁区)と、ららぽーと台中、ららぽーと台北南港を合わせた5商業施設全体の年間売上高は400億台湾元(約1900億円)に上る見通し。26年には高雄市鳳山区で、(仮称)ららぽーと高雄を開業する予定だ。

 

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