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石油・化学
作成日：2008年12月3日_記事番号：T00012007
中油のエチレン・プロピレン価格、35％引き下げ
台湾中油は、11月の石化基礎原料の契約価格を約35％引き下げた。エチレンが10月の１トン当たり918米ドルから600米ドル余りに、プロピレンは10月の860米ドルから560米ドルとした。３日付経済日報が報じた。
中油は11月初旬に、10月のエチレン契約価格を大幅に引き下げ、新価格の遡及（そきゅう）適用を決めている。石化中間原料メーカーでポリエチレンを生産する台湾塑膠工業（フォルモサ・プラスチックス）、台湾聚合化学品（ＵＳＩ）、亜洲聚合（アジア・ポリマー）は、今回の中油の値下げによるコスト低減で利益拡大が見込めそうだ。
