ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華電信、契約者間の通話を3分無料化へ


ニュース 電子 作成日:2008年12月3日_記事番号:T00012015

中華電信、契約者間の通話を3分無料化へ


 中華電信は、同社の携帯電話契約者間の通話を3分間無料とする方向で検討している。3日付経済日報が伝えた。
 
 同一キャリアの契約者間通話を無料化する動きは威宝電信(ビボテレコム)、亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)などで広がっており、中華電信も追随を余儀なくされた形だ。

 中華電信は月額基本料金383台湾元(約1,070円)以上の顧客を対象に契約者間通話を無料化する方針で、同社の契約件数888万件からみて、数百万人の通話料が10~20%安くなるとみられる。新料金体系は国家通訊伝播委員会(NCC)の認可を経て、来年にも適用されるとみられる。

 契約者間通話の無料化で、威宝電信は30万件、亜太電信は60万件の契約増を達成し、大手3社の契約件数が横ばいで推移する中で善戦している。中華電信は2社への顧客流出を懸念し、無料化戦略への参入を検討せざるを得ない状況となった。