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陳前総統、収賄資金で三井住友FG株取得か=壱週刊報道


ニュース 政治 作成日:2008年12月4日_記事番号:T00012031

陳前総統、収賄資金で三井住友FG株取得か=壱週刊報道

 
 3日に発売された週刊誌「壱週刊」は、陳水扁前総統が第1次、第2次金融改革に関連して30億台湾元(約83億円)に上るわいろを企業から受け取り、日本で三井住友フィナンシャルグループ(同誌は「三井住友銀行」と表記)の株式購入に多額の資金を充てていたと報じた。

 同誌は陳前総統が受け取ったわいろを日本の借名口座で運用し、その大半を三井住友株の購入に充てたと指摘。借名口座の名義は呉淑珍夫人のいとこの呉景林氏や陳水扁政権下で国策顧問を務めた金美齢氏らだと報じた。

 4日付蘋果日報によると、最高検察庁特別偵査組(特捜部)は報道内容について、「情報は得ていない。もし関係する証拠の提出があれば、調査を行いたい」と述べるにとどまった。検察が日本側に捜査協力を求めたが、具体的な証拠がないとして、日本側が難色を示しているとの情報もあるという。

 陳前総統サイドは同日夜、「報道内容は事実無根だ」と全面否定した。