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中国大手4銀行、台湾進出を申請


ニュース 金融 作成日:2008年12月4日_記事番号:T00012034

中国大手4銀行、台湾進出を申請

 
 中国銀行、中国工商銀行、招商銀行、中国建設銀行の中国大手4銀行は、台湾市場への進出を積極的に検討しており、既に中国の銀行業監督管理委員会(銀監会)に対し、台湾での事務所開設についての申請書類を提出したもようだ。1日、台湾金融控股公司(台湾金控)の張秀蓮董事長が明らかにした。来年春に開催が予定される次回の中台公式協議で、金融監督分野における覚書(MOU)が締結できれば、今後中台間の金融交流は一気に拡大する見込みだ。4日付蘋果日報が報じた。

 金融業界関係者によると、上記4行以外に福建省の興業銀行と上海浦東発展銀行もこれまでに台湾進出の意向を表明したことがあり、計6行が台湾市場に興味を示しているという。

 また、先月末北京を訪問して両岸金融学術シンポジウムに出席した張董事長は、中国銀行および工商銀行側と接触し、「来年春または第1四半期に金融MOUが締結され、台湾系銀行が中国に設置している7カ所の事務所が支店に昇格できる」との見通しで一致したという。