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台塑石化第3ナフサ、12月中旬に再稼働へ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年12月4日_記事番号:T00012038

台塑石化第3ナフサ、12月中旬に再稼働へ

 
 4日付経済日報によると、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)が、9月に年次保守に入った後、停止したままとなっている第3ナフサ分解プラント(年産120万トン)を、ポリエチレン(PE)などの川下需要の回復を受けて、12月中旬に再稼働させることを決定したもようだ。

 経済日報によると、中国政府が4兆人民元(約54兆円)規模の内需刺激策を打ち出したことで、最近ポリエチレンおよびポリ塩化ビニル(PVC)の需要が回復を見せ、石化原料相場も下落が止まり安定を取り戻している。

 一方、10月11日に前倒しで年次保守に入った台湾中油の第4ナフサプラント(年産38万トン)は、依然再稼働時期が決まっていない。中油幹部は「来月川下からの発注量が増えれば、第4ナフサの再稼働を検討する」と語っている。