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中美晶の11月売上高、40カ月連続で記録更新


ニュース その他製造 作成日:2008年12月4日_記事番号:T00012039

中美晶の11月売上高、40カ月連続で記録更新

 
 太陽電池用シリコンウエハーの中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)の11月の売上高は前月比0.53%増、前年比29.62%増の8億7,100万台湾元(約24億円)で、40カ月連続で単月最高を更新した。同時に台湾の上場企業として、単月売上高の連続更新が過去最長となった。4日付経済日報が伝えた。

 1~11月の売上高は前年比41.02%増の85億元だった。

 中美晶によると、太陽エネルギー産業は、確かに世界的な不景気や価格下落、ユーロ安などで先行きが見えない厳しい状態が続いているが、同社は大手の顧客と長期的な契約を軸とした販売を行っており、短期的な受注状況の悪化には左右されないとしている。

 また、現在の受注状況も好調で、今年末の生産能力280メガワット(MW)達成という目標も変わらないという。新設の竹南第2工場も来年第1四半期の完成に向け、設備を投入している。

 さらに同社は、今回の経済情勢の変化により、太陽エネルギー発電による電力料金が従来型発電と同等にまで抑制されると見込まれるため、米国を含む世界中で活用が進み、同産業にとってはプラスとなるものとみている。