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クアンタ梁副董事長、「EMSには負けない」【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月4日_記事番号:T00012049

クアンタ梁副董事長、「EMSには負けない」【表】

  
 ノート型パソコン(ノートPC)受託生産世界最大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の梁次震副董事長は3日、ノートPC受託生産に参入した鴻海精密工業、シンガポールのフレクストロニクス・インターナショナルなどEMS(電子機器受託生産サービス)メーカーは、世界中に展開しているため不景気で受ける打撃が大きいのに対し、広達は現在、手持ち資金が400億台湾元(約1,100億円)以上と豊富で、部品メーカーの買収などの垂直統合でコスト低減をさらに進められると語り、有利な立場にあると強調した。4日付工商時報などが報じた。
 

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 梁副董事長によると、米国の感謝祭(11月第4木曜日)でノートPC販売の前年比成長率は、例年の8~10%には及ばなかったものの、市場予測の1%を上回る3%を記録した。また、「今や生活必需品の一つとなっているノートPCは来年も成長が期待できる」と語り、景気が回復すれば同社は「かえる跳び」のように急成長すると自信を示した。来年の出荷比率は上半期40%、下半期60%の予測だ。