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ノート用バッテリーの新普、4月連続で売上過去最高


ニュース 電子 作成日:2008年12月4日_記事番号:T00012050

ノート用バッテリーの新普、4月連続で売上過去最高


 ノートPC用バッテリー最大手の新普科技(シンプロ・テクノロジー)の11月の売上高は前月比1.3%増の31億7,000台湾元(約87億7,000万円)で、不景気の影響でノートパソコン(ノートPC)の出荷台数が落ち込む中、4カ月連続で過去最高を更新した。4日付蘋果日報が報じた。

 アナリストによると、業績好調の理由は、低価格ノートパソコン(ネットブック)が人気となっていることのほか、同社の大口顧客であるアップルの超薄型ノート「MacBook Air(マックブック・エア)」が好調だったことにあるようだ。また、MacBook Airで採用している高分子リチウム電池のような高単価製品を大量出荷しているのは域内で同社のみ、ということも強みだという。ただ、同社の業績は特例で、その他のノートPCバッテリーメーカーはいずれも11月は売上高が低下しているようだ。

 新普科技の幹部は、「今年の業績目標達成は問題ない。今年の一株当たりの利益(EPS)は11元と予想され、来年も10元を維持する可能性が高い」と強気の見通しを語った。