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伯朗コーヒーの金車集団、台湾初のウイスキー蒸留所をオープン


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年12月5日_記事番号:T00012066

伯朗コーヒーの金車集団、台湾初のウイスキー蒸留所をオープン

 
 コーヒーチェーン、伯朗コーヒー(ミスターブラウン・コーヒー)を展開するコーヒー飲料大手の金車集団(キングカー)が4日、台湾初となるウイスキー蒸留所を宜蘭県にオープンさせた。同蒸留所は外部に開放され、同グループの観光産業での展開の第一歩としたい考えだ。5日付工商時報などが報じた。

 李玉鼎副総経理によると、同蒸留所は、豊かな水源ときれいな空気に恵まれた宜蘭県の金車集団員山工場内に設置され、ウイスキーの本場、スコットランドから特別顧問も招いた。自社ブランドのウイスキーは宜蘭の旧名から「クバラン(KAVALAN)」と命名。

 金車集団は、蒸留設備や熟成用のオークだるなどの購入に10億台湾元(約27億5,000万円)以上を投じ、年産量は第1期生産ラインで300万瓶、第2期で600万瓶を計画しており、計900万瓶となる見通しだ。

 また、2010年には城型の伯朗コーヒー館や緑地園区(宜蘭県外澳)を、2011年には屋外音楽広場(宜蘭県礁渓)を完成させる予定で、観光事業の展開をさらに拡大する計画だ。