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ウィストロン、東芝の液晶TV200万台受注か


ニュース 家電 作成日:2008年12月5日_記事番号:T00012074

ウィストロン、東芝の液晶TV200万台受注か

 
 5日付経済日報によると、緯創資通(ウィストロン)が、2009年分の東芝の液晶テレビ200万台を受注したという観測が業界で出ている。東芝は先ごろ、来年台湾メーカーからの液晶テレビの調達を倍増させる考えを明らかにしており、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が今年と同じ200万台を引き受け、増加分はすべてウィストロンが受注するもようだ。
 
 ウィストロンは4日この観測に対し、受託企業として個別の顧客についてコメントはできないと表明した。
 
 同社は主力のノートパソコン(ノートPC)受託製造以外に、ここ数年は積極的に液晶テレビの受託に取り組んでいる。昨年はソニーから受注を獲得し、売上高に占める比率が10%に達した。19インチから52インチまでを手掛け、生産拠点が中国、メキシコ、チェコに広がっていることで、アジアから欧米まで世界各地に向けた出荷に対応できることが強みだ。
 
 東芝からの受注観測が事実とすれば、同社のテレビの年間出荷量は400万台に倍増し、テレビメーカーとしてもトップグループへと躍進できると経済日報は報じている。