ニュース 電子 作成日:2008年12月5日_記事番号:T00012075
ノートパソコン(ノートPC)受託生産世界最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は4日、中国の金属部品およびフレームメーカー、騰龍金属製品(江蘇省常熟市)の現金増資に応じると発表した。増資額は777万米ドル。部品サプライチェーンの垂直統合推進により、ノートPC市場での展開を速めるEMS(電子機器受託生産サービス)メーカーの追撃をかわす狙いがあるとみられる。5日付経済日報が報じた。
クアンタは既に今年年初、騰龍金属に対し135万米ドルの出資を行っており、今回の増資への参加で持ち株比率は32.53%まで上昇する。
また今後、買収も含めて散熱モジュールをサプライチェーンに加えることを検討しているとされ、クアンタの幹部は先週、散熱モジュールメーカーの超衆科技を視察した。さらに、今年年初に出資した展運(上海)電子を通じて散熱モジュールの生産ラインを設置して内製率を高めた後、部品メーカーへの追加出資を検討し、さらなる生産コスト低減を図るという観測もある。
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