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プロモス、DRAM工場操業中断説を否定


ニュース 電子 作成日:2008年12月5日_記事番号:T00012079

プロモス、DRAM工場操業中断説を否定

 
 DRAM大手の茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は4日、新竹科学工業園区の8インチ、12インチ工場が操業中断に追い込まれたと一部で伝えられたことについて、事実関係を否定するコメントを出した。5日付工商時報が伝えた。

 業界関係者の間では、茂徳の8インチ工場が債権者に差し押さえられた上、DRAM生産に必要な工業用ガスの供給がストップされたため、両工場が操業停止に追い込まれたとの情報が流れていた。

 茂徳8インチ工場の設備は2年前に70億台湾元(約192億円)でマッコーリー・エレクトロニクスの台湾子会社に売却し、リースバック方式で使用している。これについて、茂徳は2年の契約期間完了に伴い、設備をマッコーリー側に返還するが、債務返済の不履行で設備が差し押さえられたわけではないと否定した。

 一方、半導体設備業者によると、工業用ガスの供給がストップしたのは新竹の8インチ、12インチ工場だけで、中部科学工業園区の12インチ工場は影響を受けていないという。このため、影響は新竹工場での月産2万枚の12インチウエハーの生産に限られるのではないかとの見方を示した。