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力晶董事長、DRAM再編への支援期待【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月5日_記事番号:T00012080

力晶董事長、DRAM再編への支援期待【表】

 
 力晶半導体(PSC)の黄崇仁董事長は4日、「DRAMは水と同様戦略物資で、韓国に独占させるわけにはいかない」と述べ、台湾当局がDRAM産業が置かれた立場を重視し、業界再編を支援すべきだとの立場を表明した。5日付工商時報が伝えた。
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 黄董事長は「台湾にDRAMメーカーが5社あるのは多すぎ、再編が必要だ」と述べた上で、再編は域内企業同士ではなく、外国企業との組み合わせが望ましいとの認識を示した。

 黄董事長は、力晶、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)、エルピーダメモリの陣営は技術、設備面での共通性を備えており、月産30万個の生産能力を持つなど、業界大手の韓国のサムスン電子と並ぶ規模にあることを挙げ、エルピーダとの提携強化に意欲を示した。

 その上で、「日本企業は台湾がDRAM産業から撤退し、価格決定が韓国によって支配されることを恐れている」と述べた。