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シンテック、20%の人員削減


ニュース 電子 作成日:2008年12月5日_記事番号:T00012081

シンテック、20%の人員削減

 
 液晶パネル大手、瀚宇彩晶(ハンスター)傘下で、カラーフィルター(CF)生産の和鑫光電(シンテック・フォトロニック)が、10月から現在までに約20%の人員削減を行ったことが分かった。また、張文毅董事長自ら既に50%の減給を行ったことをはじめ、高級管理職で全面的に20%の減給を実施している。5日付工商時報が報じた。
 
 張董事長は、10月より人材のスリム化計画を実施し、派遣社員、外国人労働者の削減、および部門統合に着手し、これまで従業員数を約2割削減したと語った。これに科長(課長クラス)以上の管理職減給を併せた措置により、平均給与支出は半減したという。また、休暇の強制取得(月平均4、5日)も実施している。
 
 深刻な景気低迷により、パネルメーカーで大幅な減産、調達の縮小が行われていることから、同産業のサプライチェーンでは全面的に減給、無給休暇、人員削減などによる人件費の節減が進んでいるが、その中でもシンテックの人員削減、減給の規模は最大だ。