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携帯受託の華宝通訊、来年Q1受注が4年ぶり最低へ


ニュース 電子 作成日:2008年12月5日_記事番号:T00012082

携帯受託の華宝通訊、来年Q1受注が4年ぶり最低へ

 
 携帯電話受託製造で域内最大手の華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)は、来年第1四半期の受注台数が600万台足らずと、2004年第4四半期(540万台)以来の低い数字となりそうだ。5日付工商時報が報じた。

 華宝通訊は昨年から受注が減少しており、今年第1~3四半期の出荷台数は四半期平均で1,000万~1,200万台と、ピークだった2006年の約3分の2となった。第4四半期は、モトローラの低価格機種が最大市場とする、新興市場での需要低迷を受け、1,000万台の出荷にとどまるとみられる。

 同じくモトローラから受注する奇美通訊(CMCS)も不調で、第4四半期の出荷台数はピーク時の半分に当たる約100万台で、来年はさらに落ち込む見込みだ。

 一方、域内2位の華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)は今年第3四半期、単月平均で180万台まで出荷台数を伸ばしたが、第4四半期はLG電子からの受注が月20万台まで落ち込んでいることなどから、前期比22%減の350万台まで減少する見通しだ。