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下水道の光ファイバー、40万世帯にサービス提供【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月5日_記事番号:T00012084

下水道の光ファイバー、40万世帯にサービス提供【表】

 
 台北市政府は近く、下水道管を使った光ファイバーを民間業者の出資で整備させる通信網整備計画を推進する。2年後には40万世帯へのサービス提供を見込み、料金を中華電信より安価に抑える計画だ。5日付経済日報が伝えた。
 
 台北市政府の張家生資訊処長は4日、「日本や韓国は光ファイバーの普及率が30%前後に達しているが、台北市は大きく出遅れている。無線ブロードバンドの普及経験を生かし、光ファイバーを整備したい」と述べた。
 
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 計画は現在、工業技術研究院に検討を依頼しており、市政府は出資を行わず、民間業者によるBO(建設・運営)方式が有望視されている。40万世帯へのサービスが実現すれば、台北市の全94万世帯の半分近くをカバーすることになる。
 
 台北市政府は、中華電信が光ファイバー市場で独占的な地位を占めているため、競合通信各社が参入に関心を寄せると期待している。