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11月の外貨準備高、4カ月ぶり増加【図】


ニュース 金融 作成日:2008年12月8日_記事番号:T00012094

11月の外貨準備高、4カ月ぶり増加【図】

 
 11月末時点の外貨準備高は4カ月続いた減少に歯止めが掛かり、前月比25億3,300万米ドル増加の2,806億8,500万米ドルとなった。世界の準備高ランキングは前月に引き続き4位で、上位9カ国・地域のうち11月に増加したのは日本と台湾だけだった。6日付経済日報が伝えた。
 
 中央銀行外匯局の林孫源副局長は、外貨増の主な理由についてユーロと日本円の対米ドルレートが上昇し、米ドル換算で金額が増加したことによるものと説明している。同月米ドルに対しユーロは0.59%、日本円は2.91%値上がりした。
  
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 また、11月の外貨の流出額は24億8,900万米ドルで、従来に比べて減少している。過去8カ月の流出額は計296億4,200万米ドルだ。
 
 11月はこのほか、行政院金融監督管理委員会(金管会)によると、外資による台湾株の売り越し額が578億台湾元(約1,600億円)で、10月の1,141億元と比較して減少傾向にある。ただ、売り越しは6月から6カ月連続となっている。