ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国招商局集団、高雄港BOT事業に参入意向


ニュース 運輸 作成日:2008年12月8日_記事番号:T00012096

中国招商局集団、高雄港BOT事業に参入意向

 
 中国・招商局集団公司の蘇新剛副総裁は5日、中国の海峡両岸航運交流協会(海航会)の台湾訪問団に随行して台湾海運大手の陽明海運(ヤンミンライン)を訪れ、陽明海運が建設・運営・譲渡(BOT)方式で建設する高雄港洲際コンテナセンターへの出資に前向きな考えを示した。出資比率は最大40%となる見通しだ。6日付経済日報が伝えた。
 
 陽明海運も招商局集団と共同で中国の深圳と寧波のふ頭に投資を行う計画。
 
 陽明海運の盧峯海董事長は「まだ対外的な共同投資計画は発表していないが、招商局のほか、(川崎汽船などとの運賃同盟の)CKYHアライアンスも投資意向を示している。陽明が60%以上を出資し、経営権を維持したい」と述べた。
 
 陽明海運によると、高雄港洲際コンテナセンター(第6コンテナセンター)は行政院による新10大建設事業に含まれ、同社による投資額は180億台湾元(約496億円)。段階的に喫水17メートルの船舶が停泊できる深水コンテナふ頭を4基建設する。全長1,850メートルで、2基は2011年、残る2基は14年の完成を見込む。