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11月CPI上昇率1.88%に縮小、主計処はデフレ否定【図】


ニュース その他分野 作成日:2008年12月8日_記事番号:T00012097

11月CPI上昇率1.88%に縮小、主計処はデフレ否定【図】

 
 11月の消費者物価指数(CPI)年上昇率は1.88%で、昨年9月以来で最低となった。またCPIの先行指標とされている、卸売物価指数(WPI)は下落率4.95%で、36カ月ぶりにマイナスに転じた。今後CPIも下落しデフレに入る予兆だとする声もあるが、行政院主計処は、国際通貨基金(IMF)のデフレの定義である「2年連続で物価が下落」するような事態にはならないとして、可能性を否定した。6日付経済日報が報じた。
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 主計処によると、CPI上昇率縮小の主因は、原油および小麦、トウモロコシなどの基幹穀物の大幅な価格下落。また、WPI下落は、世界的な景気低迷による需要減により、原油、化学材料、基本金属などの価格が下がったためだ。WPI下落幅は2002年1月以来で最大で、下落幅は▽域内向け、2.81%▽輸出品、6.52%▽輸入品、5.37%──となっている。