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中央銀行、11日に大幅利下げか


ニュース 金融 作成日:2008年12月8日_記事番号:T00012098

中央銀行、11日に大幅利下げか

 
 世界各国で景気のさらなる悪化懸念から大幅な追加利下げが相次ぐ中、台湾の中央銀行は11日、常務理事会を前倒しで開催し、利下げを検討する。彭淮南中銀総裁は「微調整」を主張しているが、市場では公定歩合の引き下げ幅は0.5~0.75%に上るとの見方が出ている。8日付蘋果日報が報じた。

 中銀は9月から11月にかけて0.25%以下の小刻みな利下げを4度実施し、現在公定歩合は年利2.75%となっている。

 彭淮南中銀総裁はこれまで、「台湾では大幅な利下げという荒々しい手法は採らない」と強調している一方で、ある銀行の幹部は、利下げ幅が小さければ経済支援効果は薄いと指摘。最低0.5%の利下げのほか、民間銀行の中銀への預金準備率の引き下げも併せて実施される可能性があると予測している。