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台プラ4社、11月売上高は前年比5割減【図】


ニュース 石油・化学 作成日:2008年12月8日_記事番号:T00012106

台プラ4社、11月売上高は前年比5割減【図】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の11月売上高は、国際原油価格の下落と需要の低迷を受け、前月比31.4%減、前年比49.6%減の653億4,700億台湾元(約1,802億円)だった。今年7月に記録した単月の過去最高1,732億元から、約62%減少した。6日付工商時報などが伝えた。
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 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は、前月比35.1%減、前年同月比45.3%減の369億1,800万元で、4社の中で前月比減少幅が最も大きかった。大幅減収の理由について同社では、原油価格の下落が影響したとしている。一方、市場で伝えられていた無給休暇の実施は否定した。

 台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は前月比28.5%減、前年同月比53.9%減少で、107億4,990万元だった。洪福源総経理によると、出荷量は減少していないものの、高純度テレフタル酸(PTA)やスチレンなど主力製品の価格が大幅に下落したことが業績に影響したという。

 このほか、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は前月比21.9%減、前年同月比48.7%減の83億6,590万元、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)は前月比26.4%減、前年同月比58.7%減で93億1,400万元と、軒並み減少した。