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自動車部品の一部関税、半減を検討


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年12月8日_記事番号:T00012109

自動車部品の一部関税、半減を検討

 
 経済部工業局の陳昭義局長は5日、台湾で生産されていない自動車部品に対する関税率を半分に引き下げる方向で、財政部と近く協議を行う方針を明らかにした。6日付経済日報が伝えた。

 経済部によると、自動車部品に対する名目関税率は現在8.7%だが、財政部の同意が得られれば4パーセント前後まで引き下げたい考えだ。業者からは既に関税引き下げを希望する十数品目のリストが経済部に提出されている。

 経済部は台湾の自動車部品メーカーとの競争を避けるため、台湾で生産されていない品目のみを減税対象とする方向だ。

 財政部の張盛和政務次長は、経済部からの提案を受けた上で、減税の可否を検討するとした。

 一方、新車買い替え時に中古車の廃車手続きを取った場合、貨物税(物品税)を3万台湾元(約8万3,000円)減額する景気刺激策の実効性が疑問視されていることについて、陳局長は「温室効果ガスの排出削減と消費刺激が主目的で、自動車産業に対する刺激剤となることを希望している」と述べた。