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台北インフォマンスが閉幕、低価格商品が人気


ニュース 電子 作成日:2008年12月8日_記事番号:T00012110

台北インフォマンスが閉幕、低価格商品が人気

 
 IT(情報技術)製品の大規模展示・調達・販売会、「資訊月(インフォマンス)」の、台北市での開催期間が7日終了した。9日間の期間中の売れ筋商品は、▽低価格ノートパソコン(ネットブック)▽液晶モニター▽液晶テレビ▽デジタルカメラ──で、平均で前年の開催期間と比べて15~20%販売が伸びた。低価格商品が特に好調だったようだ。8日付工商時報が報じた。
 
 家電量販店、燦坤3Cを出展した燦坤実業によると、参観者の購買意欲は弱まってはいないが、製品価格が大幅に下落した影響で、売り上げは昨年並みの3億台湾元(約8億3,000万円)余りだった。一方、周辺機器などは伸びず、独自に出展したメーカーなどでは売り上げが昨年の半分まで落ちたという。
 
 主催の台北市電脳商業同業公会(TCA)の統計によると、開催期間中の参観者数は延べ77万人で、昨年より2万人増えた。会場全体では60億台湾元(約165億円)を売り上げ、IT製品のショッピングモール「光華数位新天地」やオンラインショッピングなども含めると、今年の開催で創出された商機は100億元に上るという。
 
 インフォマンスは今後、会場を台中、高雄、台南に順に移し、来年1月13日まで開催される。