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サムスンがザイリンクスから受注か、UMCに動揺


ニュース 電子 作成日:2008年12月8日_記事番号:T00012113

サムスンがザイリンクスから受注か、UMCに動揺

 
 韓国のサムスン電子が、米半導体大手ザイリンクスの40ナノメートル製品の生産を受注する可能性が浮上し、同社を主要顧客としている聯華電子(UMC)に動揺が広がっている。8日付工商時報が伝えた。

 ザイリンクスは、アルテラ、ラティス、アクテルと並び、独自で生産工場を持たないプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)の設計会社として知られる。

 PLD各社と受託生産メーカーの関係はこれまで固定しており、UMCと台湾積体電路製造(TSMC)の2社によるPLDとフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)の受注規模は毎年10億米ドル以上に上っていた。サムスンが受注に成功すれば、ザイリンクスと台湾企業の関係にくさびを打ち込む格好となる。

 現在、ザイリンクスはUMCの90ナノメートル、65ナノメートル製造プロセスの主要顧客。一方、アルテラはTSMCの65ナノメートル、40ナノメートル製造プロセスを採用している。