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HTCと裕隆、合同本部ビル建設を中止


ニュース 建設 作成日:2008年12月10日_記事番号:T00012166

HTCと裕隆、合同本部ビル建設を中止

 
 宏達国際電子(HTC)は9日、裕隆汽車製造の工場跡地(台北県新店市)に、裕隆と合同での建設を合意していた企業本部ビルの計画を中止し、同地で独自に研究開発(R&D)総本部ビルを建設すると発表した。2010年末までに完成させる予定だ。10日付工商時報が報じた。

 HTCは、「裕隆側の計画に変更が生じたが、当社としては新店での研究開発本部設置を予定通りのスケジュールで進めたいと考え、独自建設を決めた」としている。

 HTCと裕隆は今年2月末、HTCが裕隆から33億3,500万台湾元(約91億6,500万円)で2,525坪の土地を購入し、建設費用もHTCが負担してツインタワー式の合同企業本部ビルを建設すると宣言した。さらに裕隆は、同工場跡地に建設業との共同で大型の商業総合ビルも建設する予定だった。

 しかし、3月の総統選挙後、域内不動産市場および経済状況が暗転したため裕隆は10月、商業総合ビル開発の無期限延期を決定し、合同本部ビルの建設計画についても陳国栄同社総経理が中止を示唆していた。