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ソーセージの黒橋牌、初の売り上げ10億元台に


ニュース 食品 作成日:2008年12月10日_記事番号:T00012167

ソーセージの黒橋牌、初の売り上げ10億元台に

 
 50年の歴史を誇る老舗で、域内各地に販売拠点を構える台湾最大手のソーセージブランド、「黒橋牌食品(ブラック・ブリッジ・フーズ)」を展開する滋味珍食品は、1~11月の売上高が前年比で1割成長し、10億台湾元(約27億6,000万円)を初めて突破した。今年通年では10億5,000万元を目指す。10日付経済日報が報じた。

 黒橋牌は近年、西洋タイプのソーセージ、「徳意厨房(BOLKERSTR)」も手掛け、台北市の太平洋そごう復興館に専門コーナーを設置するなど好調だ。昨年末には台南工場の生産能力を2倍に拡張した。

 黒橋牌は量販店やスーパーマーケットでの販売を始めて域内シェアを40%まで拡大、統一企業(ユニプレジデント)傘下の満漢肉品(30%)を下し首位に立った。3位は新東陽(20%)だ。

 陳春利滋味珍副総経理によると、統一集団から買収や、中国での合弁工場設置を持ち掛けられているが、肉類の中国への輸出には制限も多く、短期的には中国進出は考えていないとした。