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台湾ビール、中国で商標登録へ


ニュース 食品 作成日:2008年12月10日_記事番号:T00012169

台湾ビール、中国で商標登録へ

 
 中国で商標登録事務を管轄する国家工商行政管理総局はこのほど、中華民国全国商業総会の張平沼理事長に対し、台湾ビールの中国における商標登録審査手続きが完了したことを文書で通告した。中国ではこれまで「台湾」が地名であることを理由に商標登録を認めてこなかったが、中台双方による折衝で登録が実現した。10日付工商時報が伝えた。

 台湾ビールは来年2月にも中国で正式に商標登録される見通しだ。台湾煙酒公司の韋伯韜董事長は「とうに準備はできている。台湾ビールを一箱一箱送り、(中国にいる)同胞に飲んでもらいたい」と述べた。台湾ビール側は過去10年にわたり、中国での商標登録を求め、裁判に訴えるなどしてきたが、登録は実現していなかった。

 台湾側は中華電信、中華郵政、中国鋼鉄など「中華」「中国」などを冠した台湾企業の商標登録も中国側に働き掛けている。