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鉄鋼・金属
作成日：2008年12月10日_記事番号：T00012174
中鴻鋼鉄、Ｑ４赤字100億元も
中国鋼鉄（ＣＳＣ）傘下の中鴻鋼鉄が発表した11月売上高は、前月比18.19％減、前年同月比65.69％減の14億1,200万台湾元（約39億円）で、中鋼傘下に入って以来の過去最低を記録した。高値の際に購入した原料を用いた鉄鋼製品の在庫がまだ消化できておらず、第４四半期の損失は80億～100億元に上る恐れもある。10日付蘋果日報が報じた。
11月は出荷量も過去最低で、前月比１万5,400トン、22.41％減の５万3,600トンだった。12月は10万トン前後を見込んでいる。
鉄鋼市場の需要低迷、価格下落を受け、中鋼、中鴻を含めた鉄鋼業界の上場・店頭公開企業の第４四半期の赤字額は、合計200億元に上る可能性もあるとアナリストは予測している。
