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Q3携帯電話用パネル出荷、AUOが世界シェア1位


ニュース 電子 作成日:2008年12月10日_記事番号:T00012176

Q3携帯電話用パネル出荷、AUOが世界シェア1位

 
 液晶パネル最大手、友達光電(AUO)は、東京商工リサーチ(TSR)の調査を基に、第3四半期の中小型パネルの出荷枚数が過去最高の約6,110万枚に達し、世界首位に躍進したほか、携帯電話向けパネル出荷枚数でも世界シェアを13%(約1,290万枚)に拡大し、シャープの11%を抜いて首位となったと発表した。AUOの中小型パネルの第3四半期売上高は、約150億台湾元(約412億円)だった。10日付電子時報が報じた。

 中小型パネルはこれまで、技術面でリードしていたシャープをはじめとする日韓メーカーの独占状態だったが、過去数年で台湾メーカーも大手携帯ブランドからの受注を伸ばしており、世界シェアにも変化が生じている。

 AUOも昨年からノキアに携帯電話向けパネルの供給を始めたほか、サムスンなど大手メーカーや中国のホワイトブランド(地場ブランドの総称)携帯への出荷も増加した。ただ、第4四半期は例年のオフシーズンに入るため、出荷枚数が約25%減少して約4,500万枚となる見通しだ。