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コンパル11月36%減収、通年で初のマイナスも


ニュース 電子 作成日:2008年12月10日_記事番号:T00012182

コンパル11月36%減収、通年で初のマイナスも

 
 仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の11月売上高は前月比36.4%減、前年同月比27%減の300億1,600万台湾元(約830億円)だった。1~11月累計では前年比2%減の3,955億4,600万元で、通年で初のマイナス成長に転じる可能性が指摘されている。10日付経済日報が伝えた。

 同社の10月売上高は過去最高の471億9,800万元を記録、出荷台数は260万台だったが、同月から受注が急減し、11月には製品ラインナップの調整も重なったため前月比25%減の195万台にとどまった。

 1~11月の累計出荷台数は2,375万台。一般消費者向け市場が低迷している上に、オフシーズンが重なるため、同社は12月は前月比でさらに10~20%減少するとみており、再度の下方修正後の通年目標である2,700万台を達成できない見込みだ。

 また、来年第1四半期の出荷台数は、今年第4四半期からさらに20%減少すると厳しい見通しを示した。