聯華電子（ＵＭＣ）は９日、11月の売上高が前月比23.8％減、前年同月比33.28％減の60億2,000万台湾元（約165億円）となり、１～11月売上高は前年同期比10.57％減の879億2,000万元となったと発表した。10日付工商時報が報じた。
またＵＭＣは、12月の売上高が前月比20.9～29％減の42億7,400万～47億7,400万元になるという見通しを示し、第４四半期の売上高予測を182億～187億元に下方修正した。第４四半期の粗利益率は、第３四半期の17.6％から大幅に低下して７～９％となる見通しだが、同社は「黒字維持の見通しに変わりはない」と強調した。
さらにＵＭＣは、早期退職奨励や休暇の強制を行っていることなどが伝えられており、当初、５億～７億元を予定していた今年通年の資本支出は、４億～５億元にとどまる見通しだ。
