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離島などに淡水化プラント、水利署が48億元投入【表】


ニュース 公益 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012226

離島などに淡水化プラント、水利署が48億元投入【表】

 
 澎湖島や馬祖島などの離島では、中台チャーター便の平日運航などで観光客の増加が予想されることから、経済部水利署は総額48億台湾元(約132億円)を投入し、これら離島を中心に海水淡水化プラント計4基を建設する。12日付工商時報が伝えた。
 
 建設が予定されているのは、▽澎湖島・馬公(1日の造水能力4,000トン)▽金門・小金門島(同950トン)▽馬祖・南竿島(同950トン)──の離島でのプラント3基(投資総額19億2,200万元)と、桃園プラント(同3万トン、投資額28億7,600万元)だ。   
 
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 水利署の呉約西副署長は、「台湾の年間用水量は180億トンに上るが、淡水化プラントによる供給は現在1,000万トンで0.055%に過ぎない。世界的な気候変動の中で、海水利用や雨水の回収など水資源の再利用に取り組み、長期的に活用したい」と語った。