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住宅ローンの返済期限、最大30年に延長


ニュース 金融 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012228

住宅ローンの返済期限、最大30年に延長

 
 中央銀行が11日、公定歩合引き下げを決めたことに合わせ、中華民国銀行公会は同日、住宅ローンの返済期限を最大で30年まで延長する返済繰り延べ制度を導入することを決めた。12日付中国時報が伝えた。
 
 対象は失業者などに限定せず、投資用途以外の住宅ローンとする。申請期間は2009年12月末までとなる。
 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、9月末現在で域内の住宅ローン契約は201万件で、融資残高は4兆6,000億台湾元(約12兆7,000億円)に達する。このうち、2兆元が公的な優遇不動産ローン、残りが銀行の一般住宅ローンだ。
 
 申請対象は購入物件が自己居住用であることが条件。金融機関は制度導入に際し、購入物件が投資用途ではないことを精査する。また、申請者は利払いが3カ月以上滞っておらず、期間延長後の返済終了時点での年齢が75歳以下であることなどが必要となる。