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中華開発金控、林誠一董事長が辞意


ニュース 金融 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012229

中華開発金控、林誠一董事長が辞意

 
 更迭説が流れていた中華開発金融控股の林誠一董事長(71)が11日、辞意を表明した。後任は早ければ来週開かれる臨時取締役会で決定する予定だ。12日付経済日報が伝えた。
 
 林董事長は民進党政権とパイプがあった人物で、国民党への政権交代後、更迭のうわさが絶えなかった。林董事長は声明で「自分が中華開発の董事長を務めることに一部立法委員から異議があり、その主張は事実とかけ離れたものだった」などとして辞表を提出した。
 
 後任は取締役会で優位に立つ中国信託集団が、国民党との関係が良好な人物を推すとみられ、中華開発金控の辜仲エイ総経理が有力候補として挙がっているが、本人は難色を示しているもようだ。
 
 一方、更迭が決定的となった台北101ビルの陳敏董事長の後任をめぐっては、辜濂松・中国信託金融控股(中信金控)董事長の息子に当たる辜仲諒・同社副董事長の名前が取りざたされている。