ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾製ねじ受注増加、中国製品へのダンピング規制で


ニュース その他製造 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012231

台湾製ねじ受注増加、中国製品へのダンピング規制で

 
 欧州連合(EU)が、中国製のボルト、ナットに対し最高87%の反ダンピング税を課す方針を決めたことを受けて、既に台湾メーカーに発注を転換する動きが始まっているもようだ。まだ正式に発表されていないが、春雨工廠、三星科技、華祺工業、聚亨企業などのメーカーで1割以上の受注増につながるとみられている。12日付経済日報が伝えた。

 EUの行政執行機関、欧州委員会が最終決定を下せば、本格的に台湾や日本、韓国などのねじ生産国への受注転換が起こるとみられ、業界関係者は「世界的な不景気と需要不振の中、一部でもEUの受注が獲得できれば業界にとって朗報だ」と歓迎の意を示した。