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中古車の買い替え、3万元の減税が正式決定


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012237

中古車の買い替え、3万元の減税が正式決定

 
 自動車市場てこ入れを目的とした救済案で、中古乗用車の廃車手続きを行った上での買い替えに対し、貨物税(物品税)を来年末までの1年限定で3万台湾元(約8万2,500円)引き下げる内容の貨物税条例改正案が、11日に行政院会(閣議)で承認された。12日付経済日報が伝えた。

 貨物税の減免を受けるには、廃車手続きを行ってから6カ月以内に購入した新車の登録(来年末まで)を行う必要がある。

 李述徳財政部長は、環境保護と内需拡大を両立させ、経済を刺激したいとしながら、「補助の対象を全自動車に拡大すると他の産業に不公平になるため、適用範囲を乗用車に限定した」と政策の意図を説明した。なお、財政部では貨物税減税によって80億~90億元の税収不足が生じるとみている。