ニュース 機械 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012238
工作機械メーカーで11月の売上高発表が相次ぐ中、大手では、▽東台精機▽程泰機械(グッドウェイ・マシン)▽亜イ機電(イは山の下に威)▽台湾滝沢科技▽高鋒工業──で前月比40~50%減、協易機械工業で70%以上減と、全面的に大幅な減収となっている。また、中堅メーカーの多くも不景気による出荷量減少で、予想をはるかに上回る業績悪化となっており、業界では大小問わず多くの企業が「今後2カ月間はさらに売り上げが落ちる可能性がある」という悲観的な見通しを示している。12日付工商時報が報じた。
工作機械産業では景気悪化に伴い、「生存競争」時代突入への準備段階に入っている。大手の台中精機廠では既に過去2カ月で150人(約18%)の人員削減を実施し、程泰、亜イ、機械部品最大手の上銀科技(ハイウィン)でも成績不良従業員の解雇を計画している。
またハイテク産業では最近、無給休暇の実施が話題となっているが、工作機械業界では台中精機で週2日、程泰と亜イの台中工場で週1日、福裕実業でも部門別に週1~2日と、既に広く導入されている。
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