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ITサービスの精誠、「500人削減」を否定


ニュース 電子 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012239

ITサービスの精誠、「500人削減」を否定

 
 IT(情報技術)サービス会社の精誠資訊(システックス)は11日、「間もなく500人の人員削減を行う」という市場の観測を否定した。12日付工商時報などが伝えた。

 この情報は、精誠の従業員が「11月末と12月5日に計5~10%の人員削減を行った。経営陣はその後、20%までの削減を計画している」とインターネットのブログに書き込んだことで明らかになった。同社には現在2,000人余りが在職しており、事実であれば400~500人が削減されることになる。

 精誠はこれについて「リストラも500人という数字もない」と強く否定した。一方で「11月末から組織再編の一環として、欠員補充の凍結など組織のスリム化を図っている」と認めた。

 賴建華同社財務副総経理は、「最低コストでのサービス提供」をモットーに企業を成長させ、中核事業以外について統合や外部委託、撤退なども視野に入れているという方針を語った。同社のサービス分野は、▽金融▽ネットワーク通信▽科学技術──を3本柱としていたが、このうちネットワーク通信部門を廃止することが既に決まっている。