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プリント基板各社、生産能力を拡充せず【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012241

プリント基板各社、生産能力を拡充せず【表】

 
 プリント基板(PCB)大手の、▽欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)▽華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)▽燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)▽健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)──はいずれも、第4四半期の出荷量減少などから、来年は資本支出を抑えてメンテナンスや老朽化した設備の買い替えにとどめ、生産能力拡充は行わない方針を示している。12日付蘋果日報が報じた。
 
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 来年の資本支出額は、▽コンペック、約7億~10億台湾元(約19億~27億5,000万円)▽ユニテック、設備保守の5億元を含む15億元▽ トリポッド、5億元以下──をそれぞれ予定している。

 一方、ノートパソコン(ノートPC)用PCBを主とする瀚宇博徳(ハンスターボード)は来年、資本支出額の上限を10億元とし、需要と業界の景気動向を考慮しつつ、中国拠点の生産能力拡充を続ける意向だ。

 また、今年アップルから新たに受注を獲得した金像電子(ゴールド・サーキット・エレクトロニクス)も来年、高密度実装のHDI技術を中心とした生産能力拡充を続ける意向で、資本支出は5億~7億元の予定だ。