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ソニーの台湾調達、拡大に期待


ニュース 電子 作成日:2008年12月12日_記事番号:T00012243

ソニーの台湾調達、拡大に期待

 
 台湾ソニー幹部は、同社が米ペンシルベニア州ピッツバーグにある液晶テレビ工場を来年2月末に閉鎖し、米国でのテレビ生産から撤退することで、台湾関連メーカーの調達規模がさらに拡大する可能性を示唆した。12日付経済日報が伝えた。

 ソニーは不景気による業績悪化を受けて、全世界で大規模な人員削減や生産拠点の見直しを進めているが、同幹部によると、経費や効率が重視されているため、コスト競争力の高い台湾企業に新たなチャンスが訪れる見込みだ。

 同社は友達光電(AUO)から液晶テレビ用パネルを調達、緯創資通(ウィストロン)や群創光電(イノルックス・ディスプレイ)に液晶テレビの生産を委託するなど、2008年会計年度の台湾メーカーからの調達総額は100億米ドルに達している。