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《大直航時代》中国人観光客の訪台、全国の省市区が開放対象に


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年12月15日_記事番号:T00012275

《大直航時代》中国人観光客の訪台、全国の省市区が開放対象に

 
 中台直航チャーター便が15日平日にも拡大されたが、中国人観光客の台湾訪問に対する制限も大幅な緩和へ向かう気運が高まっている。観測によると中台当局の推進の下、来年春節(旧正月)前にも中国側当局が全31の省・直轄市・自治区の住民に対し台湾観光を開放し、台湾ツアー取り扱いが認められる業者も現在の33社から、全省市に業者が存在するよう拡大されそうだ。15日付工商時報が報じた。

 今年7月の週末直航チャーター便就航後、中国人の訪台観光客数は伸び悩んでおり、台湾側窓口機関、海峡交流基金会(海基会)は9月、許可対象を現行の13省市から拡大し、認可業者数も増やすよう中国側に申し入れていた。

 観測によると、交通部観光局は既に、中国・海峡両岸旅遊交流協会(海旅会)と旅行業者から成る「第2次視察団」の招待を年末に計画しているという。工商時報では、春節前に全省市民への開放が実現すれば、春節休暇中に台湾を訪れる中国人観光客数は1日1,000人を超えるとしている。

 なお、7月の直航チャーター便就航から10月末までに台湾に入境した中国人観光客数は計3万1,552人で、1日平均261人にとどまっている。