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低所得の外国人労働者、源泉課税が6%に


ニュース その他分野 作成日:2008年12月16日_記事番号:T00012286

低所得の外国人労働者、源泉課税が6%に

 
 財政部は15日までに、外国人単純労働者の所得税源泉徴収方法を大幅に見直し、外国人労働者の月額給与が最低賃金(1万7,280台湾元)の約1.5倍に当たる2万5,577元(約7万円)を下回る場合、源泉徴収税率を6%に引き下げることを決めた。来年1月1日に実施され、約6万人が恩恵を受ける。16日付経済日報が伝えた。

 外国人労働者はこれまで、契約期間が2~3年でも1年目や最終年に台湾での滞在日数が183日に満たない場合、非居住者に分類され、20%の高率で所得税が源泉徴収されていた。

 しかし、財政部は単純労働者の賃金が本来安い上、20%という源泉徴収率は本来負担すべき税負担を超越していると判断し、制度を見直すことにした。