ニュース
運輸
作成日：2008年12月16日_記事番号：T00012291
王毅・中国国台弁主任、「直航を平和推進の原動力に」
15日中国・天津港で行われた、中台間の海運直航第１便の就航式典に参加した中国国務院台湾事務弁公室（国台弁）の王毅主任は、「海運直航便が就航することにより、両岸（中台）の往来はますます便利になり、双方の関係もより強まる」と祝辞を述べ、さらに「直航は両岸関係の平和的発展にとって新たな原動力となる」と期待を表明した。16日付工商時報が報じた。
王主任はまた、「全面直航の実現は、『両岸同胞の利益や両岸関係の発展に合致することは、どれほどの困難や反対に直面しようとも、努力すれば実現する』ことをわれわれに教えてくれた」と語り、引き続き中台交流の拡大に力を入れる考えを示した。
天津港で行われた式典には、王主任のほか、先月中台公式協議で訪台した陳雲林・海峡交流基金会（海基会）会長が出席。台湾からは連戦・国民党名誉主席が参加した。
