ニュース 建設 作成日:2025年7月17日_記事番号:T00122934
台北市政府地政局が16日に発表した不動産取引価格情報で、2024年の月額オフィス賃料は、台北市信義区で18年に竣工した48階建て超高層ビル、台北南山広場(タイペイナンザンプラザ)の43階が1坪当たり5253台湾元(約2万6000円)で過去最高を更新した。2位は台北南山広場の36階、3位は台北101ビルの84階で、上位3位がいずれも5000元台に乗った。17日付工商時報などが報じた。
2位以下は、▽台北南山広場の36階、1坪当たり5074元、▽台北101ビルの84階、5059元、▽台北101の55階、4632元、▽台北101の38階、4565元、▽国泰置地広場(キャセイランドマーク)の32階、4450元、▽信義宏泰ビル(宏泰交易広場)の2階、4321元、▽富邦信義A25の18階、4304元、▽台北大巨蛋(台北ドーム)に隣接する巨蛋国際中心(ザ・コレクティブ)の13階、4301元、▽台北101の21階、4251元──だった。
9位の巨蛋国際中心以外は、台北都市交通システム(MRT)市政府駅と台北101/世貿駅の間の信義計画区にある。巨蛋国際中心は、台北MRTの国父紀念館駅近くだ。
23年は、国泰置地広場の38階が4830元で首位だった。
■信義平均4038元に上昇
オフィス街別では、信義商圏のオフィス月額賃料が1坪当たり4038元で前年比0.2%上昇し、最も高かった。
2位以下は、▽敦北民生商圈(松山区)、2319元(前年比9.3%上昇)、▽敦南商圏(大安区)、2159元(8.6%上昇)、▽松江南京商圏(中山区)、2154元(7.6%上昇)──の順だった。
このほか、台北駅前(中正区)は1坪当たり1736元(2.8%上昇)、南港経貿園区(南港区)は1668元(13.0%上昇)、内湖科技園区(内湖区)は1283元(0.5%上昇)だった。
オフィス賃借件数は前年比3.9%増の902件だった。不動産取引価格の登録制度が始まった2012年以降で最高だった。
オフィス街別では、松江南京商圏の36件が最多だった。続いて信義商圏と南京東路商圏(中山区、松山区)がそれぞれ25件だった。
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