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松山空港、中台直航が週48便


ニュース 運輸 作成日:2008年12月16日_記事番号:T00012296

松山空港、中台直航が週48便

 
 交通部民航局の李龍文局長は、中台間直航チャーター便の平日運航がスタートした15日、「台北松山空港は今後、両岸(中台)路線を1週間に48便を発着させることになる」と指摘し、かつての活気が再現されるとの見方を示した。16日付経済日報が報じた。
 
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松山空港内の土産物店。中国人観光客を目当てに広告の一部で簡体字を使った(15日=中央社)
 
 李局長はまた、松山空港での中台直航便運航が軌道に乗れば、今後はさらに北東アジア、東南アジアなどの主要都市への直航チャーター便の運航実現も見込まれ、同空港の第1ターミナルは、台湾域内線から国際線サービスへの転換を図るとの考えを示した。

 李局長によると、松山空港は30年以上前、台湾の玄関口として海外旅行や留学に向かう旅行者らに広く利用されていた。1979年に桃園県に中正国際空港(現・桃園国際空港)が完成してからは域内線専用空港に姿を変えたが、97年までは域内路線の成長期に当たり、同空港も賑わいを見せた。しかしその後、高速道路や台湾高速鉄路(高鉄)の開通など台湾南北を結ぶ陸上交通の整備が進んだため、松山空港の利用者も大きく減少したという。