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平日直航チケット、同一便で料金2倍も


ニュース 運輸 作成日:2008年12月16日_記事番号:T00012297

平日直航チケット、同一便で料金2倍も

 
 中台間の直航チャーター便の平日運航が15日スタートしたが、旅客が実際に購入した航空チケット料金に大きなばらつきがみられた。松山~上海の同一便では、高いものは1万9,000台湾元(約5万2,000円)、安いものは7,000元以下など料金差が2倍以上に開いた例もあり、旅客から不満の声が出ている。16日付中国時報が報じた。

 中国時報によると、松山~深圳を結ぶ深圳航空の航空チケットも、1万500元で購入した人もいれば、わずか6,200元で入手した人もいたという。航空業者は、現在は旅行のオフシーズンに当たるため、出発直前にチケット料金が引き下げられる傾向があるためだとしている。復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)の田地総経理によると、平日便の予約は予想より少ない状況で、年末までにさらに価格が下がる可能性があるという。

 一方、中華航空(チャイナエアライン)の孫洪祥総経理は、「現在平日便は便数が限られているため料金は比較的高いが、今後発着空港や便数の制限が緩和されれば最大50%値下がりし、利用者も60%増える」という予想を語っている。