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国安基金、株式市場介入を終了


ニュース 金融 作成日:2008年12月16日_記事番号:T00012298

国安基金、株式市場介入を終了

 
 行政院国家金融安定基金(国安基金)は15日、台湾株の急落を受け、9月から実施してきた株式市場への介入を17日までで終了することを決定した。同基金は9月18日から12月15日までの間に572億台湾元(約1,560億円)を投入して株式を買い支え、現在帳簿上の評価損は27億元となっている。16日付聯合報が伝えた。
 
 国安基金管理委員会は同日の会合で、株式市場が徐々に安定を取り戻し、出来高が増加しているほか、外国人投資家も買い越しに転じたため、株式市場への介入を打ち切ると決定した。国安基金は今後も内外の経済情勢を注視しながら、必要に応じて会合を開き協議していく。
 
 行政院は9月18日に国安基金による株式市場介入を発表。措置は1カ月ごとに延長され、17日がちょうど期限切れに当たっていた。