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作成日：2008年12月16日_記事番号：T00012301
長興化工、天津に人工樹脂工場を設置
中国・天津市は15日、同市に進出する台湾企業に対する優遇政策により、化学原料の長興化学工業（エターナル・ケミカル）が3,000万米ドルを投資して人工樹脂工場を設立すると発表した。同社が中国華北地区に人工樹脂工場を設置するのは初めて。16日付経済日報が報じた。
長興化工は、天津浜海新区大港区で土地契約を結び、１年半後に着工する予定だ。高国倫董事長は、「金融危機を乗り切るには中国国内市場の開拓が重要だ」と話し、「華北の消費市場は拡大しており、さらに中台海運の直航が実現したことで、今がチャンスと考えた」と投資の理由を語った。同社は長江デルタ地域および珠江デルタ地域に12カ所の工場を持ち、天津にも７～８年前に営業所を設けている。
