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UMCまた大量リストラか、同社は否定


ニュース 電子 作成日:2008年12月16日_記事番号:T00012307

UMCまた大量リストラか、同社は否定

 
 ファウンドリー世界2位の聯華電子(UMC)が9月に引き続き、大量リストラを行うとの観測が出ている。16日付蘋果日報は、内部の情報として「9月から1,000人近いリストラを行ってきたが、今回は15日未明から生産ラインの従業員に対し解雇が告げられ、今週のうちに計580~880人の人員削減が行われるもようだ」と報じている。

 これに対し、財務長(CFO)兼スポークスパーソンの劉啓東氏は「1,000人規模の人員削減などありえない」と大量リストラ説を否定した。また、同社が7月以降、早期優遇退職や、短期契約・アウトソーシングの打ち切りを進めていることを挙げ、これらの措置について「まさに大量リストラを回避するためなのだ」と強調した。

 一方、自由時報も内部の情報として「生産ラインで過剰となっている人材について、業績の悪い者から600人を解雇。また、業績の良い200人は6割の給与を保障しつつ半年の長期休暇を与える。これは、景気が上向く時点まで人材を確保しておくことが目的だ」と報じている。